日程: | 2014年 1月30日(木), 31日(金) |
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会場: | 函館市民会館 大会議室 |
住所: | 〒042-0932 函館市湯川町1-32-1 |
交通案内: | 函館空港から市民会館まで,バスで「市民会館前」下車徒歩3分(所要時間約20分). http://www.zaidan-hakodate.com/kaikan/access.html |
備考 : |
人工知能学会 人工知能基本問題研究会(SIG-FPAI)との共催です. |
1月30日(木) 13:00〜17:45 (受付 12:30〜) |
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発表番号 | 時間 | 題目 | 著者 (○は発表者)など |
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13:00-13:05 | 開会 | ||
1 | 13:05-13:30 | 可変長トランザクションからなるストリーム上のオンライン型アイテムマイニング | ○福田翔士(山梨大), 岩沼宏治(山梨大), 山本泰生(山梨大) |
2 | 13:30-13:55 | 負の相関ルールを抽出する高速トップダウン型アルゴリズム | ○井出典子(山梨大), 岩沼宏治(山梨大), 山本泰生(山梨大) |
3 | 13:55-14:20 | 頻出文字列マイニングに対する新しいアプローチ | ○宇野毅明(NII), 梅森十三(藤田衛生保健大), 小出剛(国立遺伝学研) |
14:20-14:25 休憩 (5分) | |||
4 | 14:25-15:25 | [招待講演]画像からの全文検索とその高速化 | 寺沢憲吾(はこだて未来大) |
15:25-15:35 休憩 (10分) | |||
5 | 15:35-16:00 | 大規模な集合分割問題に対する局所探索法 | ○梅谷俊治(阪大) |
6 | 16:00-16:25 | 整数計画法による有向ハイパーグラフ上の最短経路問題の解法 | ○今井達也(東工大) |
16:25-16:30 休憩 (5分) | |||
7 | 16:30-16:55 | 二端子直並列グラフにおける影響最大化頂点集合発見アルゴリズム | ○田畑公次(北大),中村篤祥(北大),工藤峰一(北大) |
8 | 16:55-17:20 | 交互劣モジュラ最小化アルゴリズムとその応用 | ○河原吉伸(阪大), 永野清仁(未来大), R.Iyer(UW), J.A.Bilmes(UW) |
9 (AL146-1) | 17:20-17:45 | On the Complexity of Finding a Largest Common Subtree of Bounded Degree | 阿久津達也(京大), ○田村武幸(京大), M.Avraham(Ben-Gurion Univ. of the Negev), 高須淳宏(NII) |
1月31日(金) 9:00〜16:35 |
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発表番号 | 時間 | 題目 | 著者 (○は発表者)など |
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10 | 09:00-09:25 | 種々のカーネルによるインフルエンザウイルスの地域間遷移解析 | ○中田大貴(九工大), 濵田一青(九工大),島田昴治(九工大),平田耕一(九工大) |
11 | 09:25-09:50 | Twitterを用いた中規模構造の解析によるマイクロクラスタリングの性能評価 | ○中原孝信(NII), 前川浩基(NII), 宇野毅明(NII), 羽室行信(関西学院大) |
09:50-09:55 休憩(5分) |
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12 | 09:55-10:55 | [招待講演]グラフ構造上の離散凸関数とその応用 | 平井広志 (東大) |
10:55-11:05 休憩(10分) |
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13 | 11:05-11:30 | 大規模SAT問題における効率的な非ゼロフーリエ係数の数え上げ | ○宮城智輝(山梨大), 山本泰生(山梨大), 岩沼宏治(山梨大) |
14 | 11:30-11:55 | ZDD における単項演算並列化の一般的枠組みの提案 | ○竹内聖悟(JST), 戸田貴久(JST), 津田宏治(AIST), 湊真一(北大) |
15 | 11:55-12:20 | DAGによる文字列集合の圧縮表現に対する効率的な索引アルゴリズム | ○伝住周平(北大), 津田宏治(AIST), 有村博紀(北大), 湊真一(北大) |
12:20-13:30 昼休み(70分) |
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16 | 13:30-13:55 | 分布距離に基づく特徴選択 | ○久保山哲二(学習院)、申吉浩(兵庫県立大) |
17 | 13:55-14:20 | 頻度情報に基づく省スペースなオンライン文法圧縮 | ○前田幸司(九工大), 高畠嘉将(九工大), 坂本比呂志(九工大) |
18 (AL146-2) | 14:20-14:45 | データ研磨によるクリーク列挙クラスタリング | ○宇野毅明(NII), 中原孝信(関西大学), 前川浩基(マグネマックスキャピタルマネジメント), 羽室行信(関西学院大) |
14:45-14:55 休憩(10分) |
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19 (AL146-3) | 14:55-15:20 | 完全グラフのオイラー回帰長の上界と下界の改良 | ○神保秀司(岡大), 丸岡章(石巻専修大) |
20 (AL146-4) | 15:20-15:45 | Zipper Unfolding of Simple Convex Polyhedra | E.Demaine(MIT), M.Demaine(MIT), ○上原隆平(JAIST) |
21 (AL146-5) | 15:45-16:10 | 直交する3種類のパネルを用いた極小剛なPanel-hingeフレームワークの生成アルゴリズム | ○岡野知広(京大), 東川雄哉(京大), 加藤直樹(京大) |
22 | 16:10-16:35 | 一般化相互割当問題におけるジョブ間の相関を考慮する解法の検討 | ○浅野大介(名工大), 松井俊浩(名工大), 松尾啓志(名工大) |
===== (招待講演) ===== [講演1] 公立はこだて未来大学 寺沢 憲吾 先生 「画像からの全文検索とその高速化」 文書画像からの全文検索には、OCRにより画像をテキストデータに変換して からテキスト検索を行う方法とは別に、OCRを用いず文字の見かけの類似性 に基づくマッチングにより検索を行う方法があり、これを「ワードスポッテ ィング」と呼ぶ。ワードスポッティングは、保存状態の悪い文書、手書き文 書、古文書、未解読言語など、通常のOCRの適用が困難である場合に特に有 力な手法である。本講演では、ワードスポッティングの研究に関連して、文 書画像を特徴量ベクトルの系列とみなす方法、これを離散化して高速化する 方法、さらに高度なアルゴリズムを用いてさらに高速化する方法などに関す るわれわれの取り組みと、その先にある目標について紹介する。 [講演2] 東京大学 平井 広志 先生 「グラフ構造上の離散凸関数とその応用」 劣モジュラ性・離散凸性という概念は,組合せ最適化の分野において広く認 識され,効率の良いアルゴリズムの設計に重要な役割を果たしてきた。近年 では,学習理論や画像処理などの分野で,劣モジュラ性・離散凸性に基づく アルゴリズム・手法の研究が盛んに行われている。 本講演では,劣モジュラ最適化・離散凸解析の基本事項の説明から始めて, 応用上重要な有界アリティ型関数和最小化問題(Valued CSP)との関わりと 最近の展開を紹介する。関連する話題として,講演者が,多品種フローの双 対理論とラベリング問題の計算複雑度解明に動機付けられて導入したグラフ 上の離散凸関数についても紹介する。